ボランティアバンクとは

平成23年3月11日に発生した東日本大震災においては、被災地に全国から多くのボランティアが集まり、被災地の復旧・復興活動にあたっています。多くの人が少しでも被災された方々のために「力になりたい」という思いを持って被災地に赴き、また自らの生活する地域で様々なボランティア活動を展開しています。

 近年、災害時のボランティア活動にとどまらず、ボランティア活動への活動意欲が高まり、また、ボランティア活動を取り巻く環境は大きく変化し、さまざまな分野で活動の広がりをみせています。
 一方で、少子高齢化が進む本県では、これまで近隣の支え合いの力で解決してきた生活課題も、地域内では支えることが難しい実態も見受けられるようになってきました。
県民一人ひとりが住み慣れた地域で安心して暮らしていくためには、地域住民や関係機関、団体等との協働・連携を一層深め、地域における「新たな支え合い」の仕組みづくりが求められます。

 このような状況の中、ボランティア活動に関心を持っている方が活動に参加する「きっかけ」を提供するため、鳥取県内の生活支援を中心としたボランティア活動や災害ボランティア情報を速やかに入手し、発信するという場として「ボランティアバンク」を立ち上げました。


“ひとりの小さな力がつながれば大きな力に”を合言葉に、多くの県民の皆さんに活用していただきたいと思います。